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治療実績
手術件数 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 | 2024 |
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痔核結紮術 | 180 | 188 | 203 | 210 | 161 | 107 | 154 | 176 | 192 | 149 | 81 | 110 | 60 | 29 | 9 | 17 | 9 | ||
外痔核血栓摘出術 | 792 | 811 | 889 | 940 | 952 | 979 | 896 | 817 | 816 | 726 | 653 | 732 | 689 | 593 | 605 | 640 | 575 | ||
ジオン硬化療法 | 17 | 9 | 21 | 22 | 16 | 11 | 12 | 16 | 12 | 5 | 2 | 2 | 2 | 3 | 18 | 3 | |||
裂肛根治術 | 72 | 92 | 66 | 64 | 21 | 42 | 36 | 43 | 61 | 56 | 62 | 77 | 73 | 70 | 78 | 7 | |||
肛門周囲膿瘍切開術 | 212 | 205 | 219 | 236 | 223 | 235 | 205 | 238 | 233 | 207 | 224 | 222 | 184 | 211 | 236 | 130 | |||
肛門尖圭コンジローマ切除術 | 11 | 11 | 9 | 16 | 11 | 11 | 21 | 10 | 12 | 14 | 11 | 57 | 17 | 38 | 21 | 13 | |||
陰茎尖圭コンジローマ切除術 | 1 | 4 | 4 | 7 | 4 | 17 | 8 | 7 |
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痔核結紮術(けっさつじゅつ)
内痔核をしばって痔核を壊死させ自然に脱落させる手術です。
痔核の根本をしばり血流を止めることにより時間(1~2週間)をかけて痔核が壊死していくため、出血の危険性が少なく、内痔核は神経がないため痛みもほとんどありません。
術後は1、3、5週目の3回前後通院していただきます。
- メリット
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- 手術時間が10分程度で日帰りが可能
- 麻酔(ますい)もほとんど使用しない
- ディスポーザブル(使い捨て)の製品を使用するため、清潔です
- デメリット
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- 根治的な手術ではないため、再発の可能性がある
- 複数の痔核がある場合、一度に数箇所はできないため何度かに分けて手術を行わなければならない
外痔核血栓摘出術
血栓性外痔核とは
急に腫れる外痔核の代表が血栓性外痔核です。
さまざまな原因により急激に肛門縁付近の血液の流れが悪くなり、流れなくなった血液がその血管の中で固まって「血栓」(血豆)となってしまった状態です。
治療法
小さい場合には座薬や内服薬などによる薬物治療を行います。
大きい場合や自壊している場合には、血栓摘出術を行います。
血栓摘出術は、局所麻酔で行い、5分程度で終わります。摘出後は痛みは急速に楽になります。
術後は1、3週目の2回通院していただきます。
ジオン硬化療法
いぼ痔を切らずに注射で治療する、『ジオン治療』を行っております。
術後は2、4週目の2回通院していただきます。
裂肛根治術
切れ痔の根治術は肛門括約筋を切開して、筋肉の緊張をといてあげるという手術方法をいいます。
状態により入院が必要になります。(長くて1~2泊)
術後は2、4、8週目の3回通院していただきます。
肛門周囲膿瘍切開術
肛門周囲膿瘍とは
肛門周囲膿瘍(こうもんしゅういのうよう)とは、肛門のまわりに膿み(うみ)がたまる状態です。
浅いところにできる膿瘍は激しく痛みを感じ、深いところにできる膿瘍は腰に鈍い痛みを感じます。場合によると発熱や排便障害などが出てきます。
状態により入院が必要になります。(長くて1~2泊)
治療法
ほとんどの肛門周囲膿瘍は切開して膿みをだす必要があります。
表面に近い小さなものは、局所麻酔で十分に膿みを出す処置ができますが、深いものや範囲の広い場合は局所麻酔ではできないので、腰椎麻酔をし切開排膿、ドレーン(膿みを出すチューブ)を挿入します。
術後は3~4日連日で通院していただきます。
その後は2、4週通院していただき、症状が改善されましたら通院は終わりです。
肛門尖圭コンジローマ切除術
肛門尖圭コンジローマとは
子宮頸がんと同様にヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因で起こります。
ウイルスに感染すると、肛門を中心に小さないぼができる病気です。
ウイルスに感染すると潜伏期間(数週間から8カ月)を経ていぼができはじめます。放置しておくと肛門の中にまで広がります。
また性行為によって感染するので注意が必要です。
治療法
「塗り薬による治療法」と「外科的(手術)な治療法(ひどい場合は1泊)」があります。
外科的治療法には外科的切除、電気焼灼術といった種類があり、度合いによっては一度の治療では完治せず、数回の治療が必要となることもあります。
術後は2、4週目と数カ月間通院していただきます。